編集ネタ2つ
編集ネタ2つ
Parsley氏は「雑誌」のパッケージング(詰め合わせ)機能に期待してるみたいだけど、まさにそこがカギだと思う。テキストコンテンツって、実は書くことよりもそれを面白いパッケージに詰め合わせる(編集する)方がずっとずっと手間がかかるし、能力が必要なんだな。(真ん中あたり)
そういう手合いは、そもそもパッケージさせてもらえんでしょ。幾ら腕が立っても。
パッケージするから価値があるっつーことは、「常にパッケージされていなければ価値がない」ってことでもあるし、ね。(コメントより)
「パッケージ」にする価値は、それにより定常化することでしょう。
たとえばモバイル系のニュースをチェックするのに http://www.memn0ck.com/ を利用していますが、それはあちこちを巡るよりはここをざっと眺めれば一通りのニュースを押さえることができる「パッケージ」になっているからです。
重要な点にはコメントが付いているので、何かあったときに見落としが少ないのもいいしね。これは興味の方向が違うと意味をなさないけれど、それこそが編集のもつ付加価値でしょう。
f/x ITより。
具体的には11分野の「テーマ」を設け、記事の掲載場所を明確にする事で、実際には掲載されていたとしてもナビゲーションやユーザビリティの問題により、読者に読まれる機会を喪失していたテクノロジー分野の記事を前面に押し出し、かつ、関連する専門雑誌媒体との連携を強化してコンテンツ拡充を行い、幅広く奥行きもある記事コンテンツが眺望の利く形で提供される事になります。日経BP社 「ITPro」 9/1より リニューアル
編集がうまくないために記事が死んでしまっている例のひとつ、になるかな。
編集のポイントのひとつは「どう見せるか」。
同じ記事を載せていても、カテゴリ分けやレイアウトなどによって、ずいぶん変わるしね。