オブジェクト指向の話が流行ってるのはなんででしょ?

オブジェクト指向の話が流行ってるのはなんででしょ?

 ただの気のせいかもしれないけど。

 それはそれとして伊藤さんが書かれていた

人の自然の振る舞いはオブジェクト指向、それ故にユーザーインタフェースを作るときにも心がけておくと、どうやら使いやすいアプリケーションになりやすいようです。ファイルを選択させてから、そのファイルに対して行う動作を決めさせる、文章を選択させてから、それに何をするかを決めさせる、などなど。物を選んでから何かをさせる - オブジェクト指向のお話

ということについて、ウェブアプリのユーザーインターフェイスの記事でも触れられていました。

 AとBのもう1つの大きな違いは、インタラクションのイディオムにあります。Aの画面では、最初に、発注するか見積もり計算をするかという「コマンドの選択」を行い、その後で、商品という「対象の選択」を行っています。文法にすれば、「動詞→目的語」という順序になります。一方Bの画面では、最初に「対象の選択」を行い、次に「コマンドの選択」を行う、つまり「目的語→動詞」の順序になっています。手続き型のインタラクションを取るコマンドラインインターフェイスにおいては、Aの「動詞→目的語」のイディオムで操作するのが一般的ですが、対話型のGUI においては、Bの「目的語→動詞」のイディオムの方が適しています。ユーザーにとっては“ユーザーインターフェイス”こそが製品そのもの

 分かっているつもりでもうっかりやっちゃったりすることもあるので、自戒を込めて。

 もっともこのあたりは、プログラマーさんじゃなくてデザイナーさんにこそ読んで欲しい記事でありますが。