「DVDコピー機能が入ってたら入ってたで不正競争防止法で逮捕」されるのなら、電子書籍をコピーできると同様に不正競争防止法で逮捕されそうな気がするんだけど。

「DVDコピー機能が入ってたら入ってたで不正競争防止法で逮捕」されるのなら、電子書籍をコピーできると同様に不正競争防止法で逮捕されそうな気がするんだけど。

 栗原潔さんが

なお、別記事によると今回の逮捕容疑は著作権侵害だけではなく、別のソフトにDVDリップ機能が入っているように宣伝していたにもかかわらずその機能が入っていなかったという虚偽宣伝の件もあるようです(もしDVDコピー機能が入ってたら入ってたで不正競争防止法で逮捕されちゃいますね)。no title

――と書かれていて、「あれ? DVDコピー機能が入ってたら入ってたで不正競争防止法で逮捕されるのなら、電子書籍をコピーできると同様に不正競争防止法で逮捕されそうな気がするんだけど。違うの? 違うなら何故?」と思ったのでコメントしたのですが、何故かコメントが反映されない&返事がない状態なので、ここに質問を書いておきます。

「DVDコピー機能が入ってたら入ってたで不正競争防止法で逮捕」とのことですが、この点について詳しく説明していただけないでしょうか。

(以前に説明されてるのかもしれませんが……)

というのも、DVDのコピー機能が不正競争防止法に引っかかるのであれば、電子書籍のコピーも同様に不正競争防止法に引っかからないのが不思議でしたので。

(また、引っかからないのであれば法に不備があるのでは?と思いました)


 もし理由をご存じの方がいらしたら、教えていただけると幸いです。

Services_Twitterで現時点のAPIにアクセスする方法のメモ

Services_Twitterで現時点のAPIにアクセスする方法のメモ

 メンテナンスされてないみたいだけど使ってるアプリがあったのでメモ:



  requrie_once 'Services/Twitter.php';

  Services_Twitter::$searchUri = 'https://search.twitter.com';  // APIのリクエスト先をSSL対応に
  Services_Twitter::$uri = 'https://api.twitter.com/1.1';  // APIのリクエスト先をv1.1+SSL対応に
  // 上記は Services/Twitter.php を直接書き換えてしまってもいいかも。メンテされてないんだし。

  $tw = new Services_Twitter();

  $http_request = new HTTP_Request2();
  $http_request->setAdapter('curl');
  //$http_request->setConfig('ssl_cafile', '/usr/local/share/certs/ca-root-nss.crt');  // 実際のca-rootのパスに合わせる
  //$http_request->setConfig('ssl_verify_peer', false);

  $tw->setRequest($http_request);

// 以下、既存の処理

 APIのバージョンが変わった時の対策は以前行なっていたのですが(リクエスト先を変えるだけだったし)、今回もURLをhttpsにするだけで解決するかと思ったらハマりました。

 HTTP::Request2を使ったリクエストでhttps://api.twitter.comへの接続でエラーが出ていたのでその対策を確認したところ、HTTP_Request2のオプションとして

  • cURLを使うように変える
  • cafileの位置を指定する
  • verifyを切る

――があるようでした。

 cURLが入っている環境ならそれを使うのがいいんじゃないかな。

 上記のオプションを用いてServices_Twitterがリクエストする方法にしばらく気付かなかったのですが*1、Services_Twitter::setRequest() でHTTP_Request2オブジェクトを設定できるのに気付いて無事解決。

*1:しばらく HTTP_OAuth_Consumer 側の問題だと思ってそちらの修正をしてて「直らんなぁ」と思ってたのでした。

ネットで書籍を探す方法の1つはやっぱ専門書店化じゃないですかね?

ネットで書籍を探す方法の1つはやっぱ専門書店化じゃないですかね?

 なんか「電子書籍を探すのは大変だ」的なネタを続けて出てるようなのですが、

http://internet.watch.impress.co.jp/docs/event/20130708_606696.html

http://www.denmei.org/201307/allabout.html

既存のネット書店(紙、電子とも)の「探せなさ」――あるいは「単語検索の限界」――は昔からずっと変わってないんですよね*1

 当時この話をしたときは「アフィリエイトでなんとかなるよ」派が結構いたのですが*2、時間が経過してもアフィリエイトで改善されてる様子はないのでそっち路線は望み薄なんじゃないのかな?*3

 例えば書評サイトや著者、リリース元のリンク集は有用だとは思いますが、現状以上ではないだろうなとも思うのです。

 昔と変わってきたと思うのは「漫画はeBookJapanでいいんじゃね?(質的にも量的にも)」とか「ラノベはまずBOOK☆WAKLERで探す」みたいな発言を見かけるようになったことです。

 僕はインターフェイス的な面で専門書店化したほうがいいだろうと思っていたのですが*4、こういう声を見かけると「探しやすさ、見つけやすさ」の点でも専門書店化はアリなんじゃないでしょうか。電子書籍に夢を持ってる人はそういうの割と嫌ってそう*5に見えるけど。

 とはいえ実店舗での専門書店は苦戦してるという事実があるので*6「それネットで成立するの?」と言われると困るのですが(苦笑)、逆に「実店舗よりネット書店は探しやすさ、見つけやすさが足りない」わけですから、それを解消する「専門ネット書店」は実店舗と違って成立する可能性があるんじゃないでしょうか。

(探しやすさに加えてインターフェイス的なよさも出せるわけだし)

*1:記事を書いたのは2010年だけど、それ以前から感じてたことでした。

*2raf00さんもアフィリエイト派みたい。

*3アフィリエイトは料率が下がる可能性が高いので、持続的な収入を望むのは難しいというのもマイナスじゃないかと思ってる。

*4:確認したらブコメでも専門書店化を望んでた

*5:なんでもあるのが電子書籍だと思ってる。

*6:唯一成功してるのはオタク向けの漫画・ラノベ専門店かな。あれはグッズ等もあるのが強みだけど。……そういう意味ではAmazonも多分書籍では儲けてないよな、多分。

「ゼロ円ファン」に関するいくつかの切り口

「ゼロ円ファン」に関するいくつかの切り口

http://d.hatena.ne.jp/kanose/20130526/zeroyenfan

http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/kanose/20130526/zeroyenfan

 「ゼロ円ファン」のネタを見た*1時に思ったのは

  • ネット以前でもラジオやテレビの視聴という形で「ゼロ円ファン」がいた
  • ネット以前はファンレターを出すのにコスト(手間・金)がかかった
    • なので、「熱心なファン」以外がファンレターを出す可能性は小さかった

――だったわけですが(こればブコメにも書いた)、まだまだいろんな切り口があるよなぁと思ったのでメモ。

スポンサーから収益があるケース

  • ラジオやテレビの場合は「ファン以外から収益がある」ので「ゼロ円ファン」でも気にならない
    • 元記事は「収益のないブログ」だったために「ゼロ円ファン」が気になった可能性
  • 知名度が一定以上の閾値を超えると、知名度が収益(原稿や講演・テレビ出演の依頼等)になるので、知名度を増加させる「ゼロ円ファン」は気にならない(場合によっては望ましい)
    • もともとの知名度閾値を超えてないと、多少「ゼロ円ファン」が増えても収益には結びつかない
  • あ、これらは「スポンサーから収益があるケース」でまとめられるかも
  • 芸能人やスポーツ選手などはこれに該当するのでは?
  • アニメ関係者も基本的にはこの立場かな(パッケージが売れてその分収益が伸びる立場の人は少ないはず)

金銭以外のコストも「ゼロ円ファン」は払っていない可能性

  • ラジオやテレビは確かに「ゼロ円(無料)」で視聴できるかもしれないけど、なんだかんだでコストがかかる
  • 好きな時に視聴したい、あるいは繰り返し視聴したい場合は「録音・録画」が必要
    • そういった「手間暇」というコストを払った経験があると、「金銭」というコストを払うようになるのではないか(コスト交換則、みたいな)
  • 自分の居住地では視聴できない可能性もある
  • コストを払うと「ファンとしての忠誠度」が上がる(なんか用語があった気がする)
  • ネットの「ゼロ円ファン」は「金銭がゼロ円」だけでなく、それ以外のコストも払っていないのがポイントなのかもしれない

本業(作品)のファンか、中の人(のキャラ)のファンか(2013-05-28追記)

  • 通常は本業(作品)のファンになってから中の人のファンになる
    • 本業(作品)のファンでも、中の人には興味がないことが多い
  • 近年(ネット以降)は本業(作品)を知らなくても中の人を知ってファンになるケースが出てきた
    • 中の人はファンだけど、本業には興味がない
  • 芸能人であれば中の人(のキャラ)のファンが増えることには価値がある
    • 芸能人だと中の人のファンが作品を見るケースが多いわけだし
  • 中の人のファンではなくて、中の人の趣味のファン――というケースもあるかも
    • その場合は趣味が副業になる可能性があったりする?
  • そもそも本業にファンがつかない仕事なら、気にならないかもね

その他

  • 僕はお金を払った事のない人のサインをもらうのに躊躇するけど、気にしない人もいる
  • インタビュー記事はその人の収益にはあまり結びつかないけど、ファンは追いかけるよね
  • 「ゼロ円ファン」は本当に「熱烈なファン」なのか(2013-05-29追記)

*1:上記記事の前にkanoseさんがtwitterで書いていた。

OpenPNE3でメンバー管理のバグっぽいのがあるんだけど、

OpenPNE3でメンバー管理のバグっぽいのがあるんだけど、

 ずいぶん前からこうなってて、最新版でも修正されてないのでバグなのかよくわからないのですが。

 apps/pc_backend/modules/member/actions/actions.class.php


  public function executeList(sfWebRequest $request)
  {
    $params = $request->getParameter('member', array());

    $this->form = new opMemberProfileSearchForm(array(), array('use_id' => true, 'is_check_public_flag' => false));
    $this->form->getWidgetSchema()->setLabel('name', 'Nickname');
    $this->form->bind($params);

――とあるのですが、

-    $this->form = new opMemberProfileSearchForm(array(), array('use_id' => true, 'is_check_public_flag' => false));
+    $this->form = new opMemberProfileSearchForm(array(), array('is_use_id' => true, 'is_check_public_flag' => false));

――が正しいんじゃないですかね?

 lib/form/searchForm/opMemberProfileSearchForm.class.php では $this->getOption('is_use_id') とか書かれてるし。

symfonyでスマホの時にスタイルシートやJavascriptを切り替えたい時はどうするのが正しいんだろ。

symfonyスマホの時にスタイルシートJavascriptを切り替えたい時はどうするのが正しいんだろ。

 時間も無いので下記のようなヘルパープラグイン作ってテンプレートに仕込んでみたんだけど、これでいいのかな。

(PC用がfoo.cssやbar.jsの時に、スマホの時はfoo_sp.cssやbar_sp.jsに変えて出力する)

 いちおう切り替わっているみたいだけど。微妙に気持ち悪い。

SmartphoneHelper.php



function smartphone_header_scripts($suffix = "_sp")
{
    $ua = $_SERVER['HTTP_USER_AGENT'];
    $regex = '/(iPhone|Android)/';
    $is_smartphone = preg_match($regex, $ua);
    if (! $is_smartphone) return;

    $r = sfContext::getInstance()->getResponse();

    $stylesheets = $r->getStylesheets();
    foreach ($stylesheets as $file => $opt) {
        $r->removeStylesheet($file);
        $r->addStylesheet($file . $suffix, '', $opt);
    }

    $javascripts = $r->getJavascripts();
    foreach ($javascripts as $file => $opt) {
        $r->removeJavascript($file);
        $r->addJavascript($file . $suffix, '', $opt);
    }
}


ヘッダ部のあるテンプレートに下記を追加


 use_helper('Smartphone') ?>
 smartphone_header_scripts() ?>

「雑誌」について考える、その前に。

「雑誌」について考える、その前に。

 雑誌は書籍以上に範囲が大きいので、まずは自分が購読している範囲の確認。

 現時点で定期購読しているのは「漫画雑誌」のみ。過去に購読していたのは「ホビー系パソコン誌」「オタク系雑誌」「TV番組誌」くらいだったかな。

雑誌を買わなくなった理由の確認

 「TV番組誌」については新聞で番組表を確認するよりはいいだろうということで買ってました。買うのをやめたのは誌面のリニューアル*1が合わなかったのと、番組表の確認だけならネットで充分になったためです。

 とはいえ、雑誌を読んでいた頃は新番組や特番のチェックをしていたのですが、買わなくなってからはほとんどチェックしなくなりました(=テレビの視聴時間が減った)。

 「オタク系雑誌」は「ゲーム誌」「アニメ誌」「ラノベ誌」などですが、これらを購読しなくなったのは読む記事がどんどん減っていったのが大きかった気がします。

 まあ、趣味系の雑誌は自分の趣味が変わったり編集の方針が変わると買わなくなるわけですが。

 そうそう、いくつかは創刊してすぐに/まもなく休刊したので*2、僕の興味の方向が商業ベースに乗らない、ということはあるのかもしれません。

(『アニメスタイル』はウェブに移行して今でも続いているけれど*3

 「ホビー系パソコン誌」は「漫画雑誌」以外で初めて買った雑誌ですし、昔は何誌も買っていたくらいなので思い入れがあるのですが、買っていた雑誌がどんどん休刊していくし、買っていなかった雑誌もどんどん休刊していったので、僕にとっては「雑誌の衰退の象徴」みたいなものです(なので、十数年前の話でもある)。

 「パソコン誌」全体についてはWindows95以降に爆発的に増えて、Vistaが出る頃に衰退したような記憶なのですが、このあたりについては専門家がそのうち語ってくれるんじゃないかなと思います。

今でも漫画雑誌を買っている理由

 漫画を読んでいない自分が想像できないくらい生活に密着しているから――というのもあるのですが、それだけなら単行本で済ませてもいいわけです。

 雑誌を積極的に買っている理由は「知らない作品/作家を読みたいから」ってのが大きいかな*4。あまり興味がない作品でも購読してる雑誌に載っていれば目を通しますし。

 また、定期的に読める(定期刊行)のも大きいか。毎週(あるいは毎月)一定量の漫画を読みたいけど、単行本の出るペースはまちまちなのでそれは望めませんからね。

 あとはまあ、読む作品が多ければ雑誌のほうがコストパフォーマンスが高いですし。編集長の方針がはっきりしていて自分の趣味に合っていれば、好みの作品が多く載っている確率は上がりますしね。したがって編集長が替わったり方針が変わると、雑誌を買わなくなったりします。

 逆に買い始める理由は「新創刊」くらいかな。……あとは単行本で買ってる作品が3~4作品に増えればその雑誌は買うかな*5

 ……ま、どんだけ漫画を読んでるんだって話ですが。

――ここまでを2010年3月に書いて放置してたらしい。

 どこかにアップして忘れてるのかもしれませんが、検索かけてもそれらしい記事が出てこなかったので、今更だけどアップ。

 3年近く経ってるけど、あんまこういうネタ見かけないし。

 このへんと以前書いたあたりをベースに雑誌について色々考えていきたいところ。

*1:隔週だったのが月刊になったのと、女性メインの構成になった。

*2:『アニメスタイル』『GAZO』『日経キャラクターズ!!』あたり

*3:これ書いたの2010年だけど、その後ムックとして復活したのでビックリですよ。これは買ってます。

*4:だから創刊号はできるだけ買うようにしてる

*5:途中が抜けててもあまり気にしないので。実際こういう形で買い始めた雑誌もある。