日本向け電子ブック端末に必要な機能
日本向け電子ブック端末に必要な機能
あるいは個人的に買いたいと思う電子ブック端末の要件。
横長(ランドスケープ)で使いやすいこと
漫画は見開きで構成されている云々という話はあちこちで何度も書かれているので繰り返さないけど、漫画用の端末としては横長でないと使いものにならない。
また、縦書きの文章の時も横長のほうがベターです。縦長だと1行の文字数が多くなって読みにくくなってしまいますから。
(2段組なら読みやすいとは思うけれど、電子ブックが段組で作られてるのか分からないし、自動組版で段組ができるのかも分からないので*1)
大きさはB5判くらい
これも漫画(一般的な単行本の大きさ)基準――というだけじゃなくて。
A5判だと見開きで文庫サイズなのだけど、解像度的に読みにくくなりそうな予感がしてる*2。かといってA4判はさすがに大きすぎる。
――となると必然的にB5判が基準になるわけですよ*3。
とはいえB5だとやっぱりちょっと大きいので、折り畳んでB6になるのがベストなんですが、まあ無理だろうなぁ。。。
反射型表示デバイスで高精細(高dpi)であること
反射型デバイスであれば電子ペーパーでも反射型液晶でもいいですけどね。消費電力の兼ね合いで電子ペーパーなんだろうとは思いますが。
漢字やルビを考えると解像度は180dpi~200dpiくらいは欲しい。中間階調が使えるのであれば120dpiくらいでもなんとかなるのかな……。
(個人的には120dpiでは足りないと予想してるのだけれど)
できれば実現して欲しいもの:乾電池駆動である
電池の残量を気にしたり端末を充電しなくちゃいけないのは面倒だから。読みたいときに電池切れだとイヤじゃないですか。
乾電池駆動ならすぐに交換できるのでいいんですよ。充電式の電池を使ってるときに残量がなくなっても、乾電池に交換すればいいですし(そして乾電池で使っている間に充電できる)。乾電池の入手は容易ですしね。
とはいえ、動作時間が極端に短いようだと困ってしまいます。連続動作時間(普通に読書してる時間)で15~20時間くらい、未利用時で1300~1800時間(55~75日)くらいにはできないかな*4。
無線機能を使ったときだけ極端に動作時間が短くなっても問題ないので*5、できれば是非とも乾電池駆動にして欲しいです。
あれば便利そうなもの:無線機能
必須だとは思いませんが、無線機能が付いていると端末で完結できるので良いような気はします。
ネットの閲覧とかはいらないけれど、端末から直接購入できるようにするにはウェブブラウザ(に相当するもの)が必須になるんだろうな。専用ツールだと不便そうだし。(いや、囲い込むならそれでもいいのか)
直接購入できるのが重要かどうかは分からないけれど――いや、端末で直接購入できると販売数は増えそうな気がするので、無線機能は付けてくるか。
DRMの認証にネットを使うのであれば必須になるだろうし。
おまけ:絶対にいらない機能
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