ポータルサイトの復権(あるいは、コンテンツポータルの興隆)
ポータルサイトの復権(あるいは、コンテンツポータルの興隆)
・今後は特定のコンテンツを探すためにポータルの復権があるのではないか、というお話
・既存の検索サイトはコンテンツを探すのに向いていない
・基本的には「よく知らないこと(もの)」を探すのに向いている
・でもコンテンツは「知ってるもの」から探す
・コンテンツを探したい時は、新作を探したいとき
・最初は「知らないもの」でも、次からは「知ってるもの」になる
・同じものを何度も探す必要はない
・最近はブックマーク/クリップが充実してるから、何度も見るからそれを使う
・なので、コンテンツ消費的には「新着」検索が大事
・ブログ検索とかあるけど
・でもコンテンツはブログだけじゃないよ
・定点観測サイトが重宝されてたりもする
・それに画像や文章を探せても「イラスト」や「小説」は探せない
・そこでポータルの登場
・pixivで探せば「イラスト」が見つかる(はず)
・ケータイ小説ポータルには「小説」がある(はず)
・誰かコマ漫画ポータル(4コマ&亜種)作んないかな。それとも既にある?
・動画投稿サイトは最初からポータル化してた
・動画の扱いは面倒だから
・コンテンツ的には新作を探しやすいから検索サイトなんか経由せずに利用するように
・でも動画はチェックが面倒だから、ブックマーク/クリップ経由のほうが利用されてるかもね(これは別の話題)
・というわけで、検索サイトでメディア検索するより、特定ポータルで検索したほうが確実で便利
・しかも新着順で探せる
・シリーズものを追いかけやすい
・類似コンテンツも見つけやすい(タギングのおかげ)
――という理由で、今後しばらくは「コンテンツポータル」がぽこぽこ立ち上がるんではないのかなあ。どのくらい生き残るのかは分かんないけど。
pixivくらい集めればいいのか、それだけじゃダメなのか判明するのは3年後くらいか。
とにかく何かのジャンルに特化したポータルを作ってコンテンツを集めるってのが今後の流行りかもね。サイトを作ることよりはコンテンツを集めるのが難しいそうだけど、まあ作らないよりは作ったほうがいいでしょ的な(作る労力そのものは減ってるから)。
機能面としてはタギングと検索と新着の取得と俺リストが最低限。あとはどうでもいいというか、サイト管理者のポリシー次第というか、そここそが差別化のポイントだろうと。