梅田望夫は『世間さまが許さない!』(岡本薫/ちくま新書)を読むべきだ。
梅田望夫は『世間さまが許さない!』(岡本薫/ちくま新書)を読むべきだ。
d:id:umedamochioさんには是非とも『世間さまが許さない!』(岡本薫/ちくま新書)を読んで欲しいと思いました。お金を出したくないのならちくまの担当に言えば献本してくれるでしょうし、長文を読みたくないなら第1章だけでも構いませんので、是非に。
もしお読みいただければこの辺(や、あちこち)で発言されているウェブの日米比較がいかに無駄なことなのか分かっていただけると思います。
(無駄であることを自覚されて発言されているならともかく、そうじゃないみたいですし)
ちなみに。この本に書かれている通りの発言をしていることから察するに、梅田さんは典型的な日本的感性の持ち主なんだと思いました。
(だから自分の思うようなネット社会になっていないのを愚痴ってるわけです)
そういえば昔は
結構梅田さんのことをチェックしてたんだなー、とか思って昔のエントリーを眺めてて今でも引っかかったのはこのあたり:
- 場と名前と役割と(2005-05-03)
- まじめな議論をしたいならそういう場を作れよ、と思った。アゴラはそういう場になるんでしょうかね?
- 「はてな」という「お坊ちゃん」な会社(2005-09-05)
- 今でも「お坊ちゃんだなぁ」と思う。もちろん梅田さんもね。
- 表現したくない人のためのWeb2.0(2006-03-03)
- 結局こういう方向には行きませんでしたな。
- 梅田望夫の推薦図書を読む暇があったら『アーキテクチャの生態系』を読むべきだ。(2008-11-11)
- 『アーキテクチャの生態系』(濱野智史/NTT出版)はいい本だと思うんだけどなぁ。読まれてなさげなのが残念。
- 梅田望夫さんはいつから2ちゃんねるを避けるようになったんだろ。(2008-11-19)
- 昔は梅田さんも2ちゃんねるを評価していたという意外な事実を知ってびっくり、みたいな。その後キライになったのは、やっぱ叩かれたからなんでしょうかね?
おまけ
直接関係はないけれど、『驕れる白人と闘うための日本近代史』(松原久子/文春文庫)も面白かったです。
最近は「驕れる白人に憧れる日本人」と闘う必要がありそうですが。