「最速インターフェースの研究と実践: ライブドア mala氏」を読んだ感想としては、

「最速インターフェースの研究と実践: ライブドア mala氏」を読んだ感想としては、

 コミュニケーションと「場」への依存ってのは基本的に不可分なんだけれど、それをやめようよっていう思想は共感するところ。

 確か前もそんなことをmalaさんは言ってて、そのときはうっかりスルーしてたんだけど、こうして改めて読むと「ですよねー」としか言いようがない。

  • なぜ、そこまでこだわるのか?
    • 大量に読むことで、コミュニケーションのヒントになる。「きのうこんな記事を読んだ」「こんなコメントを書かれた」等、共通の話題になる。
    • もし、それがないと… 「いい天気ですね」「お元気ですか」 凡庸な会話に終始する。
  • 現在のコミュニケーションのベースは、2chや有名サイトなどの、誰かがセッティングした「場」
    • ROMが多い。
    • 2chは一つの板あたり500-1000スレッド。これは、ぜんぜん足りてない。漏れている話題がある。みんなが流行に走る。
    • 流行に走るのはつまらないという中二病的動機
    • ブログを取り巻く技術が進化すれば、自分のブログをベースにコミュニケーションができる。
    • ブロク検索エンジンソーシャルブックマーク等。
    • 「大量に読めるツール」を使うことで、誰が何を書いているかちゃんと把握できる。「自分の場所」同士がつながる。「場」=「有名サイト」依存からの脱却。
  • コミュニケーションを増やす方法
    • 1. 効率の良い出会いを提供する
    • 2. 大量の情報をインプットしてマッチする確率を増やす
    • LDRは 2. のアプローチ。「情報を大量に集めてふるいをかける」賢いネット世代を作りたい。

サーバでフィルタするんじゃなくて、あくまで人間が手元で振り分ける。はてなブログ

 はてブをざっと見た限りでは気にかけてる人がほとんどいないみたいだけれど。

 ところで。

 どうでもいい話だけれど、LDRを使ってると見出しと最初の数行が面白くないと続きを読まなくなるし、そういう人が増えるとモノを書くときにそこらを気をつける必要があるよね、とか思ったり。

 いやモノカキはちゃんとそうしてるんで、今更なんだけど。