RDBMSとオブジェクト指向の相性の悪さ

RDBMSオブジェクト指向の相性の悪さ

――が書かれているページがありました

 宣伝ページだから書かれていることをそのまま鵜呑みにするのはどうかと思うけれど、それでも

 システム開発の本流がWebアプリケーションに移り、JavaC#といったオブジェクト指向言語によるビジネスロジックの記述が当たり前になってきたことで、バックエンドのリレーショナルデータベース(以下、RDB)との相性の悪さが深刻化している。よく問題にされるのはO/Rマッピングにかかる工数の多さで、一説には開発工数の4割はO/Rマッピングに費やされているという。

――という部分は多分に真実を含んでいると思います。

 実際、自分でアプリケーションを設計・実装するときにかけている時間のかなりの部分はRDBのテーブル設計だったりしますから。

 もっとも上記で言うO(オブジェクト、クラス設計)の部分は相応に手を抜いているんですけれどね。テーブル設計さえしっかりしていればクラスのほうはどうにでもできますから*1

 んでも、RDBのテーブル設計をひたすらしていると「仕事をしていない」と思われちゃうのが困りもの。

 何にもしてないように見えるのかもしれないけれど、ここをしっかり設計しておかないと後々困るわけで。何も考えずにひたすらコードを書けばいいってもんじゃないのですよ*2

*1:それがオブジェクト指向のいいところだと思う。いや、ほんとはクラス設計もきちんとしといたほうがいいとは思うんだけどさ。

*2:しかし、まともに設計をした開発をしたことのない上司は、全く理解してくれないのですけれどね。自分が思いつきでしかコードを書けないからといって、他人も同じだと思わないで欲しい……。