Oracleはイマイチよく分からない。

　FreeBSDのportsにあるOracle8のクライアントはphp-oci8／php-pdo_ociでcoreを吐いたり、あるいはAmd64にはインストールできないみたいなので、OSはLinuxにすることにする。

　LinuxはとりあえずRHEL互換のCentOSにしたけど、Oracle Unbreakable LinuxとかMiracle Linuxとかにしたほうがいいのかもしれない。

　RPMでPHPやPerlのクライアントを簡単にインストールできるかと思ったけど、どうやらそうでもないのでメモしておく：

Oracleインスタントクライアント
- http://www.oracle.com/technology/software/tech/oci/instantclient/index.html
インスタントクライアントをインストールするrpmを作るrpm
- http://rpm.pbone.net/index.php3/stat/4/idpl/12103645/dir/redhat_el_5/com/oracle-instantclient-10.2.0.3-1.nosrc.rpm.html
- 後述のrpmをインストールするのに必要。ldconfigの設定を変えるので、LD_LIBRARY_PATHは不要になる。
- インスタンクライアントのバージョンは10.2.0.3
  - このバージョンはcompat-libstdc++-33が必要
  - x86_64にはODBCドライバがないため、specファイルを書き換える必要がある
PerlとPHPのクライアント
- http://rpm.pbone.net/index.php3/stat/4/idpl/12103669/dir/redhat_el_5/com/perl-DBD-Oracle-1.19-1.el5.x86_64.rpm.html
- ~~http://rpm.pbone.net/index.php3/stat/4/idpl/12103673/dir/redhat_el_5/com/php-oci8-5.1.6-1.el5.x86_64.rpm.html~~
  - ~~PHPのPDO版はない。~~
  - ~~CLOB／BLOBがおかしいかも？→PHP-OCI8の古いバージョンのバグだった。remiリポジトリのを使うほうがよさそう。~~
  - 追記（2010-04-06）を参照
PHPのPDOが必要な場合は、remiリポジトリのPHPを利用するのが簡単
- その場合、Oracleインスタントクライアントは11.1.0.7が必要
- PHPや依存モジュールもremi版になる

OracleのサイトにRHEL互換のrpmパッケージを配布していたので、それを使う。
- http://oss.oracle.com/projects/php/
Oracleインスタントクライアントは11.xを利用する。
PHP-5.1.6のPHP-OCI8にはLOB絡みのバグがあるけれど、上記で配布されているのはバグフィックス版なので問題はない。
PHP-5.2.xも配布してるので、必要ならそちらを利用する。
- 比較的更新頻度は高い模様。