編集は大事だけれど、

編集は大事だけれど、

サイバー世界に溢れる玉石混交のソースの中から「碧玉」を探し出すのは大変な事だから、真にクオリティの高い記事を提供してくれる「媒体(パッケージ)」と「そのブランド」には、読者は「お金を払うべき」だし、提供する側も人集めなんかに利用せずに「お金を取るべき」だと思う。

そう、クオリティの高い物は、Webにも散在する形で沢山ありますが、責任を持って取りまとめ、読者に「塊」で提供するという行為自体が「絶対有償」であるべきです。

(お金も掛かるし。誰もが大金持ちなら、何でもかんでも無料でも良かろうが...)■2004/12/12■

 大ざっぱには同意。この『読者に「塊」で提供するという行為』というのが「編集」という作業でしょう。

 問題になるのはどうやってペイしてもらうか=ビジネスモデルを構築するか、ということだと思いますが、ウェブでお金が動いてるのは今のところ広告か物販だけって感じですからね……*1

 ま、ウェブ上のビジネスモデルは出版じゃなくて放送だってのが現状なのかもしれないですが。

上記に関連するかもしれないと思ったのでメモ

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0412/14/news087.html より:

 学生は簡単に手に入る情報にあまりに慣れてしまい「1時間も2時間もかけてまでとびきり良い情報源を見つけることなど考えもしない」とニューヨーク州立大バッファロー校の情報科学教授であるアレックス・ハラベス氏は言う。

 「図書館の場合、自分にあった本のありかを教えてくれる図書館員に100ドル払うという人はどこにもいない」とConsumer Reports WebWatchのディレクターであるボー・ブレンドラー氏は言う。

しかしそれでも、そのような共同で作られる情報リソースのほうが、たった1人の人物が取り仕切って作る情報より、事象をより正確に描写できると考えているインターネット利用者もいる。

*1:ゲームも期待はされているけど、それほどお金が流れているわけではないし。