Imager::AnimeFace for ActivePerlのインストール報告
Imager::AnimeFace for ActivePerlのインストール報告
ActivePerl版のImager::AnimeFaceが公開されましたので、さっそくインストールに関するレポートを。
Imagerについては記事にもあるとおり、ActiveStateのものではダメみたいでしたJPEGが使えないので、記事の通りにImagerをインストールしました。
Imager::AnimeFaceのインストールをしようとすると
ppm install failed: Can't find any package that provides ExtUtils-MakeMaker for Imager-AnimeFace
――というエラーが出るかもしれません。
これはImagerかExtUtils-MakeMakerをインストールしていない時に出ます。ExtUtils-MakeMakerのほうはインストールしてなくても構わないはずなので、Imager-AnimeFace.ppdとImager-AnimeFace.tar.gzをダウンロードして、Imager-AnimeFace.ppdの中にあるExtUtils-MakeMakerの行を削除して、
>ppm install Imager-AnimeFace.ppd
――とかすればインストールできるはずです。
次に、モジュールがロードできてるか確認するために
>perl -MImager::AnimeFace -e 1
――とかやってみると、エラーが出るかもしれません。
Can't load 'C:/Perl/site/lib/auto/Imager/AnimeFace/AnimeFace.dll' for
module Imager::AnimeFace: load_file:このアプリケーションの構成が正しくないため、アプリケーションを開始できませんでした。アプリケーションを再度インストールすることにより問題が解決する場合があります。 at C:/Perl/lib/XSLoader.pm line 70.
at C:/Perl/site/lib/Imager/AnimeFace.pm line 21
Compilation failed in require.
BEGIN failed--compilation aborted.
――というエラーであれば、元記事にあるように「ダウンロードの詳細 : Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ (x86) 」が必要なためですので、ダウンロードしてインストールします。
あるいは
Can't load 'C:/Perl/site/lib/auto/Imager/AnimeFace/AnimeFace.dll' for module Imager::AnimeFace: load_file:指定されたプロシージャが見つかりません。 at C:/Perl/lib/XSLoader.pm line 70.
at C:/Perl/site/lib/Imager/AnimeFace.pm line 21
Compilation failed in require.
BEGIN failed--compilation aborted.
――というエラーが出るかもしれません。
これはActivePerlのバージョンが低いためだと思われるので(少なくともbuild819で出た)、新しいものをインストールしましょう(build825なら大丈夫だった)。
そのほかの注意点としては、Perl5.8用なので、5.10では動きません。
5.10に対応されてました。素早いなぁ。
StrawberryPerlで動くかどうかは未確認
もppmでインストールできます。
あと、Pentium-Mならちゃんと動いたのですが、Athlon XPではエラーが出て動作しませんでした*1。これはおそらくSSE2を利用しているためじゃないかと思います。
(あるいはAthlon XPのOSがWindows2000だからエラーが出ている可能性もゼロではないですけれど……)
とりあえず、ご報告まで。
追記
JPEGなどが使えるImagerのppmは5.8向けしかないみたいなので、5.10などでmakeする方法を書きました。
*1:「例外:unknown software exception (0x000001d)が発生しました」というダイアログがポップアップします。