PerlとRubyの思想の違い
PerlとRubyの思想の違い
Rubyは昔から自前主義なのよね。個人的にはそこがイマイチなのだけれど。
http://d.hatena.ne.jp/naoya/20051024/1130146687
ActiveRecord は DHH が Rails のために実装したものだそうで、その中では Ruby の DBI も利用しておらず、データベース接続から Active Record パターンによるインタフェースの実装まで、ほぼスクラッチから書かれているらしい。(各 DB 実装へのバインディングは、他の人による実装だそうです。) DBI/Ima::DBI その他 CPAN モジュールをベースに作られている Class::DBI とはその辺りが対照的。
Rubyが他のモジュールを使わない理由のひとつは、CPANに相当するツールが存在しない*1からじゃないかな? RAAから必要なモジュールを探してインストールするのは非常に手間だし。
一時期Rubyでコードを書いてたけど、結局Perlに戻ってきたのはコレが一番大きかった。とにかくモジュールのインストールがとにかく面倒で。せめて
$ perl Makefile.PL $ make $ make test # make install
くらい手順が統一されてしかるべきでしょうに(純粋オブジェクト指向を名乗ってるくらいだからね)、それすらなかったし。
それに比べてPerlはCPANの他にもPPMとかあって、モジュールのインストールは大変快適です。
このあたり「コードを書くのが楽しい=コードを沢山書く」Rubyと「コードなんて書いてられるか、面倒くさい」というPerlの違いなんでしょうかね。
*1:今はいちおうできたんだっけ?